債券とは何か?債券の仕組みについて徹底解説

資産運用を行う際に、株式と債券をポートフォリオに組み入れることをよく勧められますが、債券とはいったいどの様な金融資産なのかいまいちわかりづらいのではないでしょうか?今回は投資や資産運用を始めて行う方に「債券」とはどういった投資商品であるのかを解説していきます。

債券とは何か?

債券とは、国や地方自治体、企業が資金調達を行う目的で、お金を借りる際に、お金を借りたことを証拠として残すための「借用証書」に該当する有価証券です。そのため、債券を購入することは、債券を発行した国や地方自治体、企業などの発行体に対してお金を貸すことになります。

債券の仕組み(筆者作成)

債券は、借りた金額を返済期日(償還日)までに返済することを約束する他、満期までにあらかじめ決められた利息を支払う必要があります。

利息とは、お金を借りる際のレンタル料に該当する費用で、債券に投資されて得られるリターンは発行体が支払った利息に左右されます。ちなみに、利息は我々が普段預金を預けている銀行口座でも利息が支払われています。そのため、銀行に預金することは、銀行に対してお金を貸していることと同様で、そのレンタル料として我々に利息の支払いが行われています。

ただし、近年では2016年2月に日本の中央銀行である日本銀行が、マイナス金利政策を導入して以降、低金利状態が続いています。例えば、2018年1月時点における三井住友銀行のスーパー定期預金の金利はたったの0.01%となっています。

債券の種類

債券には大きく分けて3種類あります。1つ目は国が発行した債券である「国債」、2つ目は都道府県など地方自治体が発行する「地方債」、一般企業が発行する「社債」です。

国債

国債については、一般個人向けに発行されている「個人向け国債」は、基本的に毎月発行されており最低1万円から購入できます。2018年1月時点では金利は0.05%が保証されています。

地方債

地方債については、都道府県や市区町村などが発行し公共事業や学校などの教育施設、公共施設などを整備するための財源として使われます。

例えば、筆者が住んでいる神奈川県が2017年12月に発行した「神奈川県第230回公募公債(10年債)」は、発行価格は100円で最低購入価格は1万円から購入できます。利息は年率0.215%となっています。

社債

社債については、一般企業が発行するため、資金調達が必要とした場合のみ特定の証券会社で公募が行われるのが特徴です。国債や地方債に比べると支払われる利息が高めに設定されていることが多くリターンは確保しやすいと言えます。

例えば、2017年12月に発行した「第51回ソフトバンクグループ株式会社無担保社債」の利率は2.03%となっています。ただし、購入単位は100万円以上100万円単位となっており、国債や地方債に比べると社債は多額の資金を必要とする場合が多いです。

債券を中途換金する場合は市場価格で売却

債券は満期まで額面金額が戻ってくることが約束されているとこに加え、その間、利息の支払いが行われます。ただし、満期を待たずに途中で現金化する「中途換金」を行う場合は、市場価格で売却することになります。ただし、国債の場合は、市場価格ではなく、一定の中途換金調整額を差し引いた上で国が買い取ります。

そのため、債券を売却する際は流動性や金利相場において高く売却できるかが決まってきます。例えば、低金利の状況であれば、社債の利回りが高くなる場合は高く売却できる可能性もありますが、金利が高い状況であれば、社債投資しても利回りが変わらないもしくは低い場合は、購入するメリットが薄れてしまいますので安い値段でしか売却できない可能性が考えられます。

中途換金は売却価格によって元本割れをしてしまう可能性もあります。

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