上場投資証券(ETN)とは何か?概要と特徴について解説

普段のニュースでよく耳にする「日経平均株価」や「東証株価指数(TOPIX)」といった指数に連動する投資商品として、上場投資信託(ETF)や上場投資証券(ETN)があります。ETNは発行体である金融機関の信用に基づいて対象の指数に連動する投資商品で、ETFとは異なり、現物の資産を保有しない特徴があります。

今回は、上場投資証券(ETN)の概要と特徴を詳しく解説します。

上場投資証券(ETN)とは?

上場投資証券(ETN)は、「Exchange Traded Note」の頭文字をとったもので、日本語では「上場投資証券」もしくは「指数連動証券」と呼ばれます。

ETF同様に、日経平均株価といった指数に連動した値動きを行いますが、Note(債券)という単語があることから、ETFとは異なり、実際に株式を保有しているのではなく、発行体である金融機関の信用力に基づいて、対象の指数に連動することを保証しているものです。

ETFについては、2018年1月5日の記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

普段耳にする「日経平均株価」や「東証株価指数(TOPIX)」といった指数は、平均的な株価の値動きや全体的な株価の値動きを把握するのに役立ちますが...

日経平均株価等指数に連動する

ETNは、ETF同様に日経平均株価などの特定の指数に連動する投資商品です。

ETFの場合は、対象の指数に連動するように現物の資産を保有して運用を行いますが、ETNの場合は、後述しているとおり現物の資産を保有しておらず金融機関の信用力に基づいて発行していることから、対象の指数に連動することが保証されています。

また、ETNでは、外国人の資本参入が規制されている新興国などの株式、希少資源への指数に連動したETNを運用することも可能で、投資が難しい国や資産に対しても幅広く投資ができるメリットがあります。

裏付けとなる現物資産を保有しない

ETNは、ETFとは異なり現物の資産を保有していません。

ETFの場合は、指数に連動するように現物の資産を購入することで、対象の指数に連動するように設計されています。例えば、日経平均株価に連動するETFの場合は、日経平均株価に連動する225銘柄の株式をETFを運用している運用会社が保有することになります。

ETNの場合は、あくまでも債券であるため、発行体である金融機関の信用力と引き換える形でETNを購入することになります。

対象指数との乖離が発生しない

ETNは、対象の指数に価格が連動することを保証している投資商品であるため、運用上発生する手数料を除いて、対象の指数と価格が乖離することはありません。

一方で、ETFの場合は、対象の指数に連動するように現物の資産を組み合わせて運用しているため、どうしても対象指数と価格が乖離してしまうことがあります。

株式と同様に市場で売買できる

ETNは、ETFや個別株同様に証券取引所(市場)を通じて売買できます。

それぞれのETNに対して銘柄コードが付与されていますので、個別株同様に証券取引所に上場しています。そのため、国内の株式を購入するのと同様の感覚で、指値や成行注文を利用した購入が可能です。

価格変動リスクと信用リスクに注意

ETNのリスクとしては、株式や投資信託など投資全般に言えることですが価格変動リスクがあります。また、ETN固有のリスクとしては信用リスクがあります。

価格変動リスク

価格変動リスクは、株価は常に需要と供給で動いており、その背景として経済情勢や政治状況などが影響しています。そのため、経済活動を行う上で何かしら懸念される出来事が起きた場合、経済悪化を懸念した売り注文が増えた場合は株価が下落します。

ETNを購入した後に、株価が下落した場合、購入額より価格が下回れば元本割れを起こすこともあります。

信用リスク

ETNは、現物の資産を保有せず、発行体の金融機関への信用力を元に発行されたものです。そのため、発行体の財務状況の悪化や倒産といった事態になった場合、ETNの価格が下落することや価値が無くなってしまう可能性も十分に考えられます。

その他のリスク

その他、海外のETNを購入する場合は、為替変動の影響を受けることも考えられます。また、売り手と買い手がおらず流動性が低く取引が成立しないこともあります。

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