FXとは何か?概要と仕組みをわかりやすく解説!

為替レートの推移を利用して差益を稼ぐ投資商品として「FX(外国為替証拠金取引)」があります。書店に行くと、FXのノウハウを記載した書籍が多く陳列されているのを見かけることから、株式投資と比べて、会社員や主婦なども隙間時間や少ない手元資金で始められることから人気が高い投資商品です。

今回は、FXに興味をお持ちの方に、FXの概要とその仕組みについてわかりやすく解説します。

FX(外国為替証拠金取引)とは?

FXとは、Foreign Exchangeの頭文字をとったもので、日本語で言い表すと「外国為替証拠金取引」と言います。FXは主に、為替レートの推移によって差益を得る金融商品です。

我々日本人は多くの場合、法定通貨として生活上では日本円のみを使用しています。ただ、海外に目を向けると、米国では米ドル、欧州(EU加盟国)ではユーロ、中国では人民元が法定通貨として取引されています。

場合によっては異なる通貨を交換しなければならない場合もあります。例えば、海外旅行に出かける場合が身近な例ですが、現金を両替する時や、海外でクレジットカードを使った場合、日本円と現地通貨を交換する際の為替レートに基づいて、両替する際の金額やクレジットカードの請求額が確定します。このように、異なる通貨を交換することを「外国為替取引」と言います。

ただ、FXの場合は、後程詳しく解説しますが、通常の為替レートに対して証拠金と呼ばれる、担保になるお金をFX業者に預けることで、お金の借り入れを利用したレバレッジをかけて少ない資金で数倍の金額の取引ができます。

為替レートは需給関係に基づいて変動している

為替レートは常に一定ではなく、国際規模で通貨の交換が行われていますので、その需給関係に基づいて日々変動しています。

円高時の対米ドル為替相場推移例(筆者作成)

例えば、日本円と現地通貨に対して、日本円を購入する人が増えたことで、円の価値が上昇し為替レートは「円高」となります。当初の為替レートが1ドル=100円から90円になった場合、円の価値が10円の「円高」となります。

円安時の対米ドル為替相場推移例(筆者作成)

逆に、日本円を売る人が増えた場合、円が売られることになりますので円の価値が下がってしまうことになりますので、為替レートは「円安」となります。例えば、1ドル100円から110円になった場合は10円の「円安」になります。

近年の日本円対米ドルの為替レートの推移は、2018年3月23日時点では105円前後で推移しています。ただし、その6か月前の11月ごろは114円~113円前後で推移しており、10円程度の円高となっています。

FXにおける為替差益取得例(筆者作成)

FXでは、この為替レートの推移を利用して、稼ぐことができます。例えば、1ドル100円の時に米ドルを購入し、その後、為替レートのが1ドル120円になった時に売却すると、20円の為替差益が得られます。

少ない手元資金の最大25倍の金額の取引が可能

FXの特徴は、少ない手元資金を担保に最大25倍までの金額の取引ができることです。

先ほど説明した、例である1ドル100円の時に購入し120円になった時に売却して20円の差益を得るのは、基本的なFXの仕組みではありますが、これは、銀行の外貨預金でも同様に取引ができます。FXでは初期費用を証拠金としてFX業者に預けることで、その資金を担保にしてお金を借り入れを行うことで、最大25倍まで取引ができます。

例えば、手元資金が1万円しかない場合、普通に1万円を1ドル100円で購入後120円になった際に売却した場合、為替差益は2,000円になります。一方で、1万円を証拠金として預けて、その10倍の資金である10万円を借りて取引した場合、先ほどと同様のレートで売却するとその10倍の2万円が差益となります。売却後の10万円についてはFX業者に返金します。

このように、手元資金を証拠金として、お金を借り入れることを「レバレッジ」と呼びます。レバレッジは「てこの原理」の意味で、小さい力で大きな物を動かすことで、車に乗って遠くに行くこともレバレッジの一つです。

FXは24時間取引が可能

FXは、株取引とは異なり土日を除いて24時間取引ができます。一方で、株取引は、基本的に証券取引所を通じて売買を行います。そのため、証券取引所が開いている午前9時から午前11時30分、昼休みを挟んで午後12時30分から午後3時までとなっています。

FXの場合、日本が昼間でも海外では夜の場合があるなど国によって時間が異なりるため、基本的に土日を除いて24時間取引が可能となっています。また、日本が祝日でも取引する外貨の対象国が平日であった場合は、祝日でも取引が可能です。

FXはマーケットメーク方式を採用

FXの場合は、株式とは異なり、証券取引所といった売買を仲介する機関が存在せず、基本は交換したい相手と直接取引することになります。

オークション方式取引例(筆者作成)

株取引は証券取引所で売値と買値が一致した場合に取引が成立する「オークション方式」を採用しています。詳しくは2018年3月22日の記事で解説していますが、日本の数ある証券会社が顧客の注文を集約して証券取引所を通じて売買を行っています。そのため、売り手と買い手で価格が一致しなければ取引が成立しません。

普段経済のニュースでよく「証券取引所」という言葉を耳にします。なんとなく株式を扱っているということは想像できる方は多いかと思いますが、具体的に何...

一方で、FXで業者があらかじめ在庫として保有している通貨を顧客の売買注文に応じて交換する「マーケットメーク方式」を採用しています。FXの他、近年話題となっている仮想通貨の取引も同様の方式を採用しています。

マーケットメーク方式取引例(筆者作成)

在庫として保有している通貨を売却する時と、顧客からの売却注文で買い取る時は「スプレッド」と呼ばれる、為替手数料を徴収します。そのため、FX業者では本来の通貨の価格に対して、為替手数料を上乗せした金額を提示し、顧客はその金額に基づいて売買を行います。

例えば、買値(Bit)が1ドル100円03銭で、売値(Ask)が100円00銭だった場合、スプレッドは3銭となり、この3銭がFX業者の利益となります。

スプレッドはFX業者によって自由に決められており、スプレッドの幅が小さければ小さいほどFX取引で利益が出しやすいと言えます。

低コストでのFX取引は「SBI FXトレード」!

SBI FXトレードは、SBIグループ傘下のFX業者です。米ドルと円はたったの0.27銭と業界最挟水準のスプレッド幅を実現しており、低コストでの取引が可能です!さらに、外貨預金同様に積立FXにも対応しており、短期だけではなく長期的な資産形成もサポートしてくれます。

また、顧客から預かった資金は100%信託保全をしているほか、チャンス到来でいつでも迅速に取引できるよう、定期的なシステムメンテナンスを実施しており、いつでも安心して取引することができます!

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