ロボアド「ウェルスナビ」のメリットとデメリットを解説

https://www.wealthnavi.com/

近年では銀行預金の低金利状況が続いていることなどから投資で効率的に運用を行いたいというニーズが増えていることもあり、ロボアドを活用して資産運用を初めたいという方も多いかと思います。その中でも、ウェルスナビは、顧客から預かった総資産額は800億円を突破したことを明らかにしており人気の高さを伺えます。

今回はウェルスナビでの運用を検討中の方に、「ウェルスナビ」のメリットとデメリットを解説します。

ロボアド「ウェルスナビ」の概要

ウェルスナビは、人工知能(AI)を活用して、投資者のリスク許容度に応じてポートフォリオを自動的に最適化して運用できる投資サービスです。口座開設時に年収やこれまでの運用経験、運用目的など5問程度の質問に回答するだけで、5通りのリスク許容度に応じて、投資者に最適なポートフォリオを提案してくれます。

投資に興味はあるが難しくて一歩を踏み出せない方に最適な投資サービスとして、ロボット(人工知能)が自動で投資をしてくれるサービス「ロボットアドバイ...

これまでの投資では、ご自身で過去の運用状況などを調べた上でポートフォリオを形成する必要がありましたが、ウェルスナビではこれらの作業を全てロボットが行いますので、投資や経済に関する知識が無い初心者の方でも手軽にはじめることができます。

初期投資額は2018年6月時点では10万円と少額で始めることができ、毎月1万円から積立が可能です。投資対象は米国、欧州、新興国の株式と債券、金、不動産で、低コストの上場投資信託(ETF)であるバンガード社のETFやブラックロック社のETFといった合計7本のETFを活用して運用を行います。運用時の手数料は運用資産額が3,000万円未満は年率1%、3,000万円超は年率0.5%に設定されています。

ウェルスナビ公式サイト

ウェルスナビのメリット

少額から始めることができる

ウェルスナビの一番のメリットとしては、最低投資額が10万円と少額ではじめることができることです。これまで投資をしたことがない方は、一気に多額の資金を投じるのは抵抗がある方も多いかと思いますが、少額からはじめることで、リスクを低く抑えた運用が可能になります。

貯金と同感覚で1万円から積立ができる

ウェルスナビでは、毎月最低1万円から積立ができます。これまで銀行預金などに毎月一定額を貯蓄していた方は多いかと思いますが、投資でも貯蓄と同感覚で積立ができますので、最初の初期投資額が少なくても、コツコツと資産を大きくすることができます。

投資や経済の知識が不要

口座開設時にご自身の年収やこれまでの運用経験、運用目的といった5問程度の質問に回答するだけで、投資者のリスク許容度を判定し、自動的にポートフォリオを構築しますので、ご自身でポートフォリオを構築する必要がありません。

一般的に資産運用を行う場合は、ある程度の投資や経済の知識を踏まえた上でポートフォリオを考える必要がありますが、ウェルスナビはこれらの作業を全てAIが行います。

ポートフォリオの見直しなどの作業が不要

運用中のポートフォリオの見直しも全てAIが自動的に行いますので、運用中のポートフォリオの見直しといった作業が不要になります。そのため、忙しく資産運用の時間を十分に確保できない方でも、効率的な運用を実現します。

システムがシンプルでわかりやすい

運用する上で、確認する際の管理画面も複雑な構成になっておらず、評価額とこれまでの資産推移、ポートフォリオ構成などシンプルでわかりやすい構成となっていますので、ウェブ操作が苦手な方でも簡単に使うことができます。

入金時や出金時の手数料が不要

運用をはじめるにあたり、ご自身の銀行口座から入金する時と、銀行口座へ出金する場合、入出金手数料が無料となっており、無駄な手数料負担がありません

入金する際も、都市銀行各社と住信SBIネット銀行、ソニー銀行、イオンバンクのネットバンクを使っていれば、クイック入金サービスが利用でき、直ぐに入金ができます。

ウェルスナビのデメリット

運用手数料が若干高い

ウェルスナビは、運用資産額3,000万円未満であれば年率1%の運用手数料を支払う必要があります。一般的なETFでは日本取引所グループによると、0.060%~0.950%としており、若干手数料が高いと言えます。

ただ、ウェルスナビを使ってETFを運用する場合、ETF単体で運用するのとでは事情が異なり、ウェルスナビが開発したシステムを使って運用することになりますので、そのシステム使用料も加味されていると考えて良いでしょう。

少額投資非課税制度(NISA)に非対応

ウェルスナビは少額投資非課税制度(NISA)には非対応となっています。ウェルスナビでは当初の初期投資額は100万円以上に設定されていたことと、運用状況によって自動的に売買を行いポートフォリオを最適化することから、NISAの年間投資枠120万円を超過してしまう可能性があることを理由としています。

また、ポートフォリオ最適時に売買する際に、自動的に税金を最適化してくれる自動税金最適化機能(DeTAX)を搭載していることから、NISAでの運用には対応していません。

ただ、分配金が支払われたときは、強制的に源泉徴収されてしまうため、少額で運用する場合は少々不利になってしまいます。少額で運用する場合は、口座種別を特定口座の「源泉徴収なし」としておき、運用金額が大きくなり20万円以上の収益が得られるようになれば「源泉徴収あり」に変更すると良いでしょう。

証券口座の種別についての詳細は以下の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧ください

証券会社に口座開設を行うと、一般口座と特定口座(源泉徴収あり・なし)を選択する必要があります。それぞれの口座によって、確定申告を行う際の手続きが...

登録変更手続きが面倒

ウェルスナビは、システム構成がシンプルですが、一部の登録手続きや運用設定など細かい設定を行う場合、お問い合わせ窓口に電話もしくはメールする必要があり、設定変更手続きが面倒な部分があります。

例えば、先程の口座種別の変更手続きは初期の設定から変更ができず、お問い合わせ窓口に問い合わせした上で変更手続きを行う必要があります。

相続ができない(ETFをそのまま相続できない)

ウェルスナビは、一般的な証券口座とは異なり若い方が多いため、あまり相続など意識されることは少ないかと思いますが、ウェルスナビは、運用しているETFをそのまま相続人に相続することができません。

万が一、相続が発生した場合は、一旦現金化して相続人の指定する銀行口座に移管することになります。そのため、相続時点で損失が発生していた場合なども強制的に損失が確定してしまうことになります。

他の証券会社への移管ができない

ウェルスナビで運用しているETFを証券会社への移管することもできません。そのため、他の証券会社で運用したいと考えた場合は、一旦ウェルスナビで売却手続きを行い、他の証券会社を通じて、ウェルスナビで運用していた同様のETFを買い直す必要が出てきます。

ロボアドバイザーにおける相続や移管については以下の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。

株式や投資信託、債券などの有価証券を保有している場合、万が一、保有者が死亡した場合は相続の手続きが必要となります。通常の証券会社で有価証券を保有...

(著者)吉川隆道

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2018年6月よりテレビCMを開始したウェルスナビは、国内で預かり資産と運用者数がNo.1のロボットアドバイザーです。世界中の株式や債券、不動産、商品を対象にロボットが自動で分散投資を行ってくれますので、投資に縁がなかった方でも複雑なこと考えずに長期的な運用が実現します。

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5.手数料は年率1%とシンプルな手数料構成
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