おつり投資サービス「マメタス」と「トラノコ」を徹底比較

近年では投資の重要性が叫ばれている中、貯蓄が苦手な方向けの投資サービスとして「おつり投資」が注目されています。おつり投資はウェルスナビが提供している「マメタス」と、TORANOTEC投信投資顧問が提供している「トラノコ」の2つがあります。

今回は、おつり投資を検討している方にこの2つのサービスを比較して紹介します。

おつり投資は普段のお買い物で投資ができる

近年話題となっている「おつり投資」は、普段のお買い物で投資ができるサービスです。あらかじめ、家計簿アプリと連携する必要がありますが、おつりとして計算する金額を決めておき、家計簿アプリより対象のお買い物のデータを選択し、差し引いた残りの端数の金額が「おつり」として投資に充てられます。

おつりとして計算された金額は、毎月1回指定された日にあらかじめ登録していた銀行口座から引き落とされ、各社が運用している上場投資信託(ETF)を使って運用が行われます。おつり投資についての詳細は以下の記事をご覧ください。

投資を始めるには、ある程度まとまった資金が必要になることも多いですが、その資金を貯めるための貯蓄がなかなか出来ない方も多いかと思います。そのよう...

2018年現在、おつり投資サービスとしてロボアドで有名なウェルスナビ株式会社が「マメタス」を提供している他、TORANOTEC投信投資顧問株式会社が「トラノコ」を提供しています。

おつりとして計算する金額は2社同じ

おつり投資サービスをはじめるには、おつりとして計算する金額をあらかじめ決める必要があります。例えば、1,000円と決めていたと仮定して、800円の買い物をした場合、200円の端数が投資資金として充当されます。

2018年8月時点では、おつりを計算する金額としてウェルスナビとトラノコともに、100円と500円、1000円の3つの金額から選ぶことができます。

連携可能な家計簿アプリはトラノコが豊富

https://moneytree.jp/

おつり投資をはじめるには、普段の購買データが必要になりますので、あらかじめ家計簿アプリと連携しておく必要があります。

連携可能な家計簿アプリについては決められており、ウェルスナビは「MoneyTree」のみであるのに対し、2018年8月時点ではトラノコが連携可能な家計簿アプリが自社の「トラノコおつり捕捉サービス」と「MoneyTree」、「MoneyForward」、「Zaim」の4つとなっており、ご自身が使いたいサービスを選んで使えると言えます。

銀行引き落とし日と運用開始日

おつりとして計算した端数の金額は、毎月1回集約して決められた日に、登録している銀行口座より引き落とされます。

まず、ウェルスナビの場合は、集約したおつりの金額を毎月26日に引き落とされ、運用は引き落とし日の5営業日後になります。月末に引き落とされ、翌月に運用が開始されるイメージです。

トラノコは、毎月6日に引き落とされ、運用開始日は毎月14日前後になります。初月に引き落とされ、月の中旬に運用が開始されるイメージです。

利用手数料と運用手数料

おつり投資サービスを利用するには、各社が定めた利用手数料と運用手数料が必要になります。

マメタス

ウェルスナビが提供しているマメタスは、利用手数料は無料となっており気軽にはじめることができます。運用手数料は、運用は後ほど解説している、ロボットによる自動運用サービスであるウェルスナビによって行われるため、ウェルスナビ同様の手数料水準として年率1%が必要です。ただ、運用額が3,000万円以上であれば年率0.5%引き下げられます。

トラノコ

トラノコでは、利用手数料が毎月300円発生します。ただし、利用を開始してから3ヶ月間は無料となっています。ただし、運用手数料はウェルスナビに比べると低く設定されており、年率0.3%と低コストな運用が可能となっています。

また、何かしらの理由で運用中のETFを換金して銀行口座に出金する場合、ウェルスナビは無料で出金可能ですが、トラノコは1回につき300円の手数料が発生しますので注意が必要です。

おつり投資で運用するファンド

おつり投資は、おつりとして顧客から預かったお金は、上場投資信託(ETF)を使って運用が行われます。ETFは、複数の銘柄を組み合わせて運用する投資信託を証券取引所に上場させることで、株式市場で自由に取引ができる投資商品です。多くの場合、日経平均株価といった特定の指数に連動して運用が行われることから低コストでの運用ができるメリットがあります。

普段耳にする「日経平均株価」や「東証株価指数(TOPIX)」といった指数は、平均的な株価の値動きや全体的な株価の値動きを把握するのに役立ちますが...

マメタス

マメタスはウェルスナビが提供するロボアドを使って、米国株・日欧株・新興国株・米国債券・物価連動債・金・不動産をそれぞれ組み入れたETFに自動で運用を行います。

運用は、運用開始前に年収や資産額、運用目的など6問程度の質問に回答することで、5つのリスク許容度に分けて、最適なポートフォリオを提案し、設定したポートフォリオに基づいて運用が行われます。2018年現在組み入れられているETFの銘柄は7銘柄となっています。

投資に興味はあるが難しくて一歩を踏み出せない方に最適な投資サービスとして、ロボット(人工知能)が自動で投資をしてくれるサービス「ロボットアドバイ...

ウェルスナビ公式サイト

トラノコ

トラノコでは、TORANOTEC投信投資顧問が運用するトラノコファンドを通じて、株式や債券、不動産、商品などを組み入れたETFを活用して運用を行います。運用を行うETFは全部で17銘柄となっています。運用事態は

運用を行う場合、ご自身でリスク許容度を「大トラ」、「中トラ」、「少トラ」の3つの中から選択する必要があります。リスク許容度が高いのであれば「大トラ」を、リスク許容度が低いのであれば「少トラ」を選びます。

リスク許容度が高い場合は株式を中心とした運用になりますが、リスク許容度が低い場合は債券を中心に組み入れた運用になります。
トラノコファンドについての詳細は以下の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。

普段のお買い物をした金額の端数を使ったおつり投資が話題となっていますなかなか貯蓄ができない方でも資産形成を後押ししてくれるサービスとして期待が高...

トラノコ公式サイト

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