自然災害時における投資運用資産のリスク管理方法

今年の夏は西日本豪雨や台風、大阪と北海道で強い地震が発生するなど自然災害が相次ぎました。特に、地球温暖化の影響などにより異常気象が叫ばれていることから、投資を行う上で自然災害によるリスクについて考える必要性が高まっています。

自然災害が世界の経済成長の足かせとなることも多いだけに、株価に対する影響も懸念されます。今回は、自然災害の発生リスクに対して、投資を行う上でどのようにしてリスクを管理すべきかを考えてみました。

日本は自然災害の発生リスクが極めて高い

今年は多くの自然災害が見舞われましたが、日本は過去から地震が多かっただけに、阪神淡路大震災や東日本大震災といった大規模な地震が発生する度に防災への意識が高まっています。そのため、地震においては防災意識が高く、多少の地震に対する耐力がついてきているのではないかと実感しています。

ただ、近年では地球温暖化の影響で局地的に大雨が降る頻度が増えているなど豪雨に対する警戒も強めていく必要があります。筆者が住む関東地方では、昔は大雨が降ること頻度は少なく、小さい頃の記憶もあまりないのですが、近年では関東でも大雨が降る回数が増えていると感じており、実際に大雨で電車がストップしてしまうことも増えています。

そのため、地震や台風の他、大雨によって経済活動がストップしてしまうリスクも考えておく必要もあると言えます。

自然災害によるシステム停止リスクを考える

投資を行う場合、証券会社や証券取引所を通じて取引を行いますが、大規模な自然災害が発生した場合、証券会社のシステムにアクセスが集中してシステム障害が起きてしまう、証券取引所が稼働が困難になり取引が停止するといったことが考えられます。

実際に、2018年9月6日に起きた北海道地方の地震は、夜中の3時頃に発生しましたが、その後北海道全域で停電が発生したため、札幌証券取引所では終日取引を休止しました。

システム停止リスクについては、証券会社でシステムを他の地域に分散するなどの措置を講じている場合もありますが、万が一、システム停止で取引が正常に行えなかった場合は、その時の保証についても確認しておく必要があります。

投資先を分散しておく

自然災害は突発的に起こるため、あらかじめ準備しておくことは難しいと言えます。そのため、自然災害がいつ起きてもそれに耐えられるように投資先を分散しておくことが一番有効な方法であると考えています。

例えば、以下の記事でも記載しましたが、自然災害が発生した場合、経済活動が停滞することになりますので株価にとってはマイナスになりますが、復興需要がある銘柄に投資しておくことも投資先のリスク分散にもなると言えます。

2018年は西日本豪雨の他、台風、大阪と北海道で発生した大型地震と自然災害が相次ぎました。日本では自然災害が発生するリスクが高いだけに、自然災害...

また、投資先は日本だけではなく、海外にも投資投資することも投資先を分散する方法としては有効であると言えます。海外に投資する場合は、海外の情報をあまり入手しない日本人にとっては敷居が高いと考える方も多いですが、我々が日常的に使っているサービスや商品でも海外企業が提供しているものも多く、それを手がかりに投資先を選ぶのも良いでしょう。

また、銘柄の選定が難しい場合は、投資信託や上場投資信託(ETF)を使って海外市場全体に投資できる投資商品を選ぶ方法もあります。SBI証券楽天証券などネット証券を使うことで、低コストで運用できることで評判が高いバンガード社やブラックロック社が運用しているETFを活用することで、低コストで世界に幅広く分散した投資が可能になります。

バンガードのETFについては以下の記事で紹介していますので合わせてご覧ください。

上場投資信託(ETF)は、特定の指数に連動した値動きを行い、証券取引所を通じて売買できる投資信託ですが、その中でも世界中の個人投資家から指示を集...

また、近年ではロボットが自動的に投資の運用を行ってくれるロボアドバイザー(ロボアド)で自動的に世界へ分散投資できるサービスも登場しています。ロボアドの中でもウェルスナビは初期投資額10万円から、THEO(テオ)はたったの1万円から世界への分散投資が可能です。

近年、投資を自動的に運用できるサービスとして「ロボアドバイザー(ロボアド)」が話題となっています。これまで、投資を始めるには経済や金融に関する知...

ウェルスナビとTHEO(テオ)については、最終章に概要をまとめていますのでそちらをご覧ください。

手元にある程度の現金を持っておく

自然災害が発生したことで、実際にご自身が何かしらの被害にあったときに、真っ先に必要になるものとしてお金が必要になります。

例えば、地震で自宅の修繕が必要になったなど、まとまったお金が必要です。その時、現金がなく有価証券のみだった場合、それを現金化する必要があります。ただ、現金化するのにも最低でも3日間日時を要します。また、自然災害で評価額が下がっており、損失が発生していた場合、強制的に損失を確定せざる得ない状況となってしまいます。そのため、最低でも1年間生活できるレベルの現金を保有しておくべきであると言えます。

また、今回の北海道地震で停電が起きたことでATMが使えないといった問題が生じました。最悪現金が引き出せないリスクについても考えておく必要があると改めて実感させられました。そのため、自然災害に備えて手元に現金を持っておくことが重要となりますが、可能であればお札ではなく小銭が良いとされています。

お札の場合、浸水や雨に濡れた場合使い物にならないだけではなく、避難時などお店で多くのおつりが用意出来ない可能性もあるため、500円玉や100円玉を中心に避難用の袋に入れておくと良いでしょう。

筆者は普段、クレジットカードや電子マネーで決済することが多く、財布に現金をあまり入れない習慣がありましたが、停電時はクレジットカードや電子マネーが使えなくなることを考えると、自宅の避難袋に小銭を入れておくように改めました。

世界への分散投資はロボアドがおすすめ!

ウェルスナビ

https://www.wealthnavi.com/

自然災害時でも運用資産のリスクを最小限にするには世界に分散した投資を行うことが有効です。ウェルスナビでは、その分散投資をたったの10万円から始めることができるほか、ロボットを活用して自動運用を行うことで相場環境に一喜一憂せずに長期的に資産形成が可能です

はじめに6問の簡単な質問に答えるだけで運用者のリスク許容度を判定し、その後もリスク許容度や相場状況に合わせてポートフォリオを自動で最適化してくれるためリスクを限定しながら運用が可能となります。また、毎月1万円以上1,000円単位で積み立て投資もできます。

投資に興味はあるが難しくて一歩を踏み出せない方に最適な投資サービスとして、ロボット(人工知能)が自動で投資をしてくれるサービス「ロボットアドバイ...

ウェルスナビ公式サイト

THEO(テオ)

https://theo.blue/

THEO(テオ)は、手持ち資金が少ない方でも初期投資額がたったの1万円からと無理なく世界に分散投資することができます。こちらも、ロボットを活用して自動で運用してくれますので、相場の状況に合わせて運用資産を自動で最適化し長期での資産形成を後押しします。

はじめに5問の質問に回答するだけで運用者のリスク許容度を判定し、最適なポートフォリオを提案し運用を行います。こちらも毎月1万円から積み立て運用も可能です。

近年では投資の重要性が叫ばれている中、投資の運用をロボットにお任せできる「ロボットアドバイザー(ロボアド)」に注目が集まっています。ロボアドによ...

THEO(テオ)公式サイト

 

関連記事

ロボアド「ウェルスナビ」のメリットとデメリットを解説

ロボアド検討中の必見!「ウェルスナビ」と「楽ラップ」を徹底比較

ウェルスナビが毎月の積立投資が4つのコースから選択可能に!

ロボアド「楽ラップ」とは?特徴と運用実績を紹介

おつり投資サービス「マメタス」と「トラノコ」を徹底比較

ロボアドを始める際の理想的な初期投資額はいくらから?