投資信託のインデックスファンドとアクティブファンドの違いは何か?

投資信託は株式や債券といった資産や銘柄を複数組み合わせて運用する投資商品ですが、投資信託は大きく分けて「インデックスファンド」と「アクティブファンド」に分けられます。

今回は、投資信託の「インデックスファンド」と「アクティブファンド」の違いを解説します。

投資信託とは?

投資信託とは、株式や債券といった資産や銘柄を複数組み合わせて運用を行う投資商品です。投資家から資金を集め、集まった資金を手元に専門の運用会社が運用を行います。

投資信託では、主に株式の他、債券、不動産(REIT)、商品などを対象に投資を行います。投資信託の運用方針は各投資信託によって異なっており、株式だけで運用する投資信託や債券だけを組み合わせて運用する投資信託、株式と債券を複数組み合わせて運用する投資信託も存在します。

投資信託では、インデックスファンドアクティブファンドに分けられ、リスク許容度に応じて組入資産とインデックスファンドもしくはアクティブファンドから選ぶ必要があります。

投資信託の概要についての詳細は以下の記事で詳しく記載していますので合わせてご覧ください。

資産運用を行う手段として分散投資できる投資商品として「投資信託」があります。近年では確定拠出年金(iDeCo)や2018年1月から始まる「つみた...

インデックスファンド

インデックスファンドとは、普段ニュースでよく耳にする日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)といった特定の指数に連動した運用成績を目指す投資信託です。

株式であれば、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などが有名ですが、海外の株式に投資する投資信託であればNYダウやS&P500といった指数に連動する投資信託も存在します。また、債券や不動産(REIT)、商品に対しても多くの指数が設定されています。

低コストで長期的に運用可能

インデックスファンドのメリットとしては、特定の指数に連動するため、個別銘柄を探す手間を省いて、市場全体に投資したいと考えた場合に活用しやすいと言えます。また、指数と合わせて銘柄を組み入れるだけで運用できるため、低コストでの運用が可能なのも大きなメリットです。

投資信託では信託報酬と呼ばれる運用管理費用を運用中に支払う必要がありますが、インデックスファンドの場合、年率1%以下に設定されているものも多く、つみたてNISAや確定給付企業年金(iDeCo)といった長期的な運用に適しています。

大きなパフォーマンスは期待できない

インデックスファンドのデメリットとしては、特定の指数に連動するため大きなパフォーマンスが期待出来ないことにあります。インデックスファンドはどちらかと言うと長期的に投資したい場合に最適な投資信託であるため、より大きなパフォーマンスを求める場合は、後ほど解説しているアクティブファンドを活用すべきであると言えます。

インデックスファンドはネット証券が取り扱い豊富

インデックスファンドは低コストで運用できる反面、金融機関としても販売手数料などが徴収しづらく取り扱いのい金融機関が限られいるのも現状です。

インデックスファンドで運用するには、インターネットで展開してるネット証券を活用することで豊富なラインナップから選ぶことが出来ます。例えば、SBI証券であれば、2018年9月時点で396本、楽天証券であれば327本の取り扱いがあります。


アクティブファンド

アクティブファンドは、先程のインデックスファンドとは異なり独自の運用方針に基づいて市場より上回るパフォーマンスを目指す投資信託です。

そのため、より高いパフォーマンスを得たいを考えている方に最適な投資信託です。ただし、常に高いパフォーマンスを出せるとは限らず、状況によってはパフォーマンスが大きく低下してしまうリスクもあります。

運用目的に合わせて様々な種類がある

一言にアクティブファンドと行っても、運用目的は様々で成長性が高い株式を中心に組み入れた「グロースファンド」の他、株価の水準が割安なものを中心に組み入れた「バリューファンド」などがあります。

アクティブファンドに投資する場合は、ご自身の運用目的と照らし合わせて選ぶと良いでしょう。

運用時のコストが高めである

アクティブファンドの特徴としては、インデックスファンドに比べると運用時に支払う信託報酬が高めに設定されていることです。

アクティブファンドの場合、運用時に銘柄を選定するための調査や組入する際に発生する手数料、運用時に必要な人件費など多くの必要経費が発生するため、どうしても信託報酬を高目に設定せざる得ないのが現状です。

信託報酬の年率は投資信託によっても異なりますが、年率1%から3%程度が相場となっています。

投資信託では「ひふみ投信」の人気が高い

https://www.rheos.jp/

アクティブファンドの中で、注目を浴びている投資信託として藤野英人氏が率いるレオス・キャピタルワークスが運用する「ひふみ投信」です。顧客から預かった資産を守りながら増やすをモットーに、投資先の企業に足を踏み入れて調査をした上で銘柄を選定しており、確実な運用実績を上げています。

同投資信託は、2018年9月時点でネット証券のSBI証券楽天証券マネックス証券でも1位(マネックス証券では月間2位)となっています。人気の秘訣として販売手数料が無料である他、アクティブファンドの中では信託報酬が低く、運用資産が500億円までは1.0584%に設定されています。また、代表の藤野英人氏が各地でセミナーで公演するなど、親しみやすい人柄から多くの投資家から支持されています。

ひふみ投信についての詳細は以下の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。

近年では資産運用の手段として投資信託へ資金が集まる中、アクティブ型の投資信託である「ひふみ投信」の人気が上昇しています。 2018年1月3...
ひふみ投信公式サイト
上場投資信託(ETF)投資におすすめな証券会社
サクソバンク証券 SBI証券 楽天証券 マネックス証券
ETF銘柄数 米国:約1000銘柄
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外国:約300銘柄
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上場投資信託(ETF)を活用して投資する場合、ETFの取扱銘柄数と売買手数料のやすさを考慮して選ぶことが重要です。

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