ANAホールディングスと日本航空(JAL)の株主優待制度を徹底比較

旅行によく行かれる方に人気な株主優待として航空会社であるANAホールディングス(9202)と日本航空(9201)の株主優待割引です。旅行に行くので興味はあるが、どれくらいの投資額が必要なのか、ANAホールディングスと日本航空はどちらが良いのかという疑問をお持ちの方も多いかと思います。今回は両社の株主優待制度を比較して紹介します。

ANAホールディングスと日本航空ともに40万円程度の投資額が必要

ANAホールディングスと日本航空の株主優待を受けるには、指定した権利日までに100株以上の株を保有していれば優待が受けられます。権利日は両社ともに2018年9月28日、次回についてはアナウンスはされていませんが、最終取引日になりますので2019年3月29日となります。権利日の3日前までには株を購入しておく必要があります。

ANAホールディングス

ANAホールディングスの場合、100株購入する際に必要となる初期投資額は2018年9月14日の終値(1株3819円)をベースで38万1900円です。

原油価格の上昇に伴い、航空燃料費の高騰を懸念されていることやロールスロイス製のエンジン点検による欠航の影響、また、最近では台風21号や北海道で起きた地震で空港閉鎖や減便などによって収益の低下が懸念され株価が安くなっています。

日本航空

日本航空は、2018年9月14日の終値(1株3980円)を考慮すると、100株購入する場合の初期投資額は39万8,000円となります。

ANAホールディングスと日本航空の株価推移比較(出典:日本経済新聞)

日本航空についてもANA同様に原油価格の上昇や台風21号、北海道地震の影響で株価は安くなっています。空輸ではこれまでANAホールディングスのパフォーマンスが高い状況が続いていましたが、ANAホールディングスがロールスロイス製エンジンの不具合が発覚し欠航を明らかにして以降、2018年9月時点では日本航空の株価のパフォーマンスが上回っています。

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優待獲得枚数と内容は両社で若干の違いがあり

優待を受けるには両社ともに100株以上保有している必要がありますが、優待の獲得枚数と内容については若干の違いがあります。

ANAホールディングス

ANAホールディングスは、優待制度として航空の普通運賃「ANA FLEX-D」」が半額となる割引券と自社グループで使える優待券を提供しています。

優待枚数 株式数
1枚(100株ごとに1枚追加) 100株以上
2枚(200株ごとに1枚追加) 400株以上
7枚(400株ごとに1枚追加) 1000株以上
254枚(800株ごとに1枚追加) 10万株以上

 

割引券については、上記表で記載している通り、100株以上400株未満の場合は100株ごとに1枚、400株以上1000株未満は4枚で以下200株ごとに1枚追加、1000株以上は7枚で以下400株ごとに1枚追加、10万株以上は254枚で以下800株ごとに1枚追加されます。

自社グループの優待券については保有株式数問わず1冊提供されます。

日本航空

日本航空の場合は、優待制度として航空運賃が半額となる割引券を提供しています。また、自社が提供している国内・海外ツアーの7%割引券も合わせて提供しています。日本航空の特徴として3年以上継続保有した場合株式数に応じて割引券の提供が1枚から3枚追加で貰える点です。また、権利日が3月と9月によって貰える枚数が異なります。

優待枚数 株式数
1枚 100株以上
2枚 300株以上
3枚 500株以上
4枚 700株以上
5枚 900株以上
5枚(500株ごとに1枚追加) 1999株以上
203枚(1,000株ごとに1枚追加) 10万株以上

 

3月の権利日については、株式数が100株の場合は1枚で以下奇数ごとに割引券が1枚増えていきます。1000株以上になった場合は500株ごとに1枚追加、10万株以上の場合は203枚で以下1000万株ごとに1枚追加されます。

優待枚数 株式数
1枚 200株以上
2枚 400株以上
3枚 600株以上
4枚 800株以上
5枚(500株ごとに1枚追加) 1999株以上
203枚(1,000株ごとに1枚追加) 10万株以上

 

一方、6月の権利日については、200株以上保有している方を対象に優待が受けられる様になっていますので注意が必要です。200株で1枚、以下偶数ごとに1枚追加されます。1000株以上になった場合は500株ごとに1枚追加、10万株以上の場合は203枚で以下1000万株ごとに1枚追加されます。

さらに、3年以上の長期継続保有者には、300株以上1000株未満は1枚、1000株以上1万株未満は2枚、1万株以上では3枚追加されます。

ANAホールディングスが優待が貰える数が多い

両社の優待内容をまとめるとANAホールディングスが貰える優待の数は株式を保有する数が多くなるに連れて多くなります。

例えば、100株持っていた場合、ANAホールディングスであれば9月と3月に年間合わせて2枚もらえますが、日本航空では100株持っていた場合は3月の1枚のみとなってしまいます。更に、400株持っていた場合でもANAホールディングスであれば年間8枚貰えるのに対し、日本航空は4枚となってしまいます。

数で考えてみると、ANAホールディングスがお得に見えますが、日本航空はANAが就航していない空港へも路線を持っていることから金券ショップではANAホールディングスの株主優待割引券に比べて高値で取引されています。

当サイトでは特定の銘柄への投資の推奨はしませんが、それぞれ活用用途に応じて賢く優待制度を利用すべきと言えます。

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