日経平均株価が下落局面でも利益が狙えるインバース型ETFを比較

2018年は株式相場が不安定な相場となり運用環境が大変厳しいものになりました。日経平均株価はピーク時には2万4,000円を超えましたが、米長期金利の上昇や貿易摩擦の影響が企業決算にも出始めたことなどから11月時点では2万1,000円台で推移しています。

株式投資では基本的には株価が上昇することで利益を得るものですが、このように株式相場が下落局面においても利益が狙うには、インバース型のETFを活用することです。

今回は、日経平均株価の逆の値動きを行うインバース型ETFを比較して紹介します。

インバース型ETFとは?

インバース型ETFとは、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)など特定の指数に対して逆の値動きで推移するように設計されたETFです。

ETFは、特定の指数に連動するように銘柄が組み入れられており、基本的には上昇局面で利益を狙うものになります。ただし、株価は需給関係で価格が決まりますので、経済に何かしらの懸念材料が出た場合、株を売る人が増えますので株価は下落することになります。

今回紹介するインバース型ETFを活用することで、指数と反対の値動きを行いますので株価が下落局面でも利益を狙うことができます。

インバース型ETFの詳細については以下の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。

株価は需給関係に基づいて、上昇と下落を繰り返しながら日々変動しています。株式に長年投資していると上昇局面が続いたことでリターンが増えていくことも...

2018年11月時点では米国の長期金利の上昇により企業が資金調達がしづらくなることから設備投資が鈍化し企業収益が悪化することや米中貿易摩擦の影響で企業業績への悪影響が出始めていることなどから株価が下落基調となっています。

直近の株価の動向についての詳細は以下の記事で詳しくまとめていますので合わせてご覧いただけば幸いです。

米国株式市場は2018年10月10日にNYダウは3.2%、ナスダック指数が4.1%と大幅な下落となりました。今回の下落は2018年2月2日以来の...
10月に入り米国を筆頭に世界で株価の大幅な下落が続いています。先月の9月下旬では株価が回復傾向となっていただけに、年末の株高も期待される声も多く...

日経平均株価の逆の値動きを行うインバース型ETF7本

日経平均株価の逆の値動きを行うインバース型ETFは2018年11月時点で7本となっています。7本の内4本は、日経平均株価に対してマイナス2倍の値動きを行うダブルインバースとなっています。

ETFのため、証券取引所を通じて売買することができます。そのため、インバース型のETFを購入する場合は証券会社を通じて購入することになりますが、証券会社ごとに売買手数料が異なりますので、あらかじめ取引のある売買手数料を確認した上で購入することをおすすめします。

後述していますが、SBI証券楽天証券マネックス証券を活用することで売買手数料を安く抑えることができます。

売買単位と最低買付け価格の比較

売買単位と最低買付け価格を比較してみました。売買単位は1口もしくは10口となっており、少数から売買することが可能となっています。

2018年11月16日の終値を参考価格として提示していますが、1口から売買できるETFは数千円、10口から売買できるETFは数万円で取引ができますので、少額から購入することができます。

既存の株式投資のリスクヘッジとして購入する場合などは、既存の株式投資している金額と同額程度の資金でインバース型ETFを購入しなければリスクヘッジはできませんので注意が必要です。例えば、株式投資で100万円投じている場合、日経平均ベア上場投信を10口購入しただけではリスクヘッジはできませので、最低でも200口程度の買付けが必要となります。

ETFは個別株とは異なり、1口もしくは10口と少数単位で売買できますので状況におうじて保有口数を調整しやすいのもメリットであると言えます。

信託報酬は0.8%程度が目安

日経平均株価の逆の値動きを行うインバース型ETFは、運用会社に運用管理手数料として支払う信託報酬を支払う必要があります。信託報酬は概ね0.8%程度に設定されています。

7本のETFの中でも信託報酬が安いのは楽天投信投資顧問が運用する楽天ETF-日経平均ダブルインバース指数連動型(1459)が0.35%と低く設定されています。

インバース型ETFは通常のETFと比べて長期投資を行うものではありませんが、信託報酬は安いに越したことはありませんので、銘柄を選定する場合は信託報酬をしっかりと確認した上で売買する銘柄を選択します。

インバース型ETFは分配金には期待できない

インバース型ETFは、あくまでも下落局面において既存の株式投資のリスクヘッジとして短期間で運用したい場合や、下落局面でも運用パフォーマンス維持したいと考えている場合に短期的に運用する目的で設定されているETFです。

長期的に保有すると、下落局面が連続して続けば良いですが、株価は上下を繰り返すため、価格が価格が乖離してしまい運用パフォーマンスが十分に得られないことにもなります。また、分配金の支払いも現時点では行われていませんので、あくまでも短期的な運用に適した商品であるといえます。

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SBI証券

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