ウェルスナビやTHEOが倒産したら、運用資産は保障されるのか?

近年では資産運用の重要性が叫ばれていることや年金不安などから資産運用を始める方が増えています。その中で若年層の間で、ウェルスナビTHEO(テオ)とったロボアドバイザー(ロボアド)を使って運用する方が増えています。

ロボアドでは、運用をまるごとお任せできるため資産管理に時間を費やす必要はありませんが、万が一、ロボアドを提供している事業者が潰れた場合、運用している資産がどのように保障されているのか気になるところです。

今回は、ウェルスナビやTHEO(テオ)などのロボアド事業者が潰れた場合どうなるのか解説します。

ロボアドは運用を一貫してお任せできる

ロボアドは、人工知能(AI)を活用してリスク許容度を判定し運用ポートフォリオを提案と自動運用を行ってくれます。そのため、ご自身で運用ポートフォリオを見直して、銘柄を入れ替えるといった作業が不要となり、投資に関する高度な知識がなくても、誰でも気軽に運用が可能になります。

そのため、ウェルスナビTHEO(テオ)に口座開設して入金を済ませると、放置していても勝手に運用を行いますので、ご自身で運用していることを意識する必要はありません。

完全にお任せできるメリットはありますが、万が一、ロボアド事業者の経営が悪化して倒産という事態になった場合は、運用をお任せすることは出来なくなってしまいます。しかしながら、ウェルスナビやTHEO(テオ)、楽天証券の楽ラップは、万が一の事態が発生した場合を考えて対策が取られています。

顧客の資産を分別して管理されている

ウェルスナビTHEO(テオ)では、顧客から預かった資金は、自社の資金とは別に管理されており、万が一、経営が悪化した場合でも、顧客の資産は守られています。そのため、万が一、法人が解散した場合でも、運用中の資産は市場にて売却され現金として返金されます。

ウェルスナビやTHEO(テオ)も含め、証券会社には金融商品取引法で、自社の資産とは別に管理するように規定されており、この規定をしっかりと遵守した上でサービスを提供する必要があります。

2018年時点ではロボアドは新しいサービスのため、ロボアド事業者が倒産した事例はありませんが、証券会社では過去に山一證券が倒産しています。その際、顧客から預かった資産については、金融商品取引法に基づいて返還されています。

証券会社が倒産した場合についての詳細は以下の記事で詳しく解説していますので合わせてご覧ください。

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日本投資者保護基金により1,000万円まで保証

ロボアド事業者や証券会社は、顧客に取引サービスを提供するにあたり、必ず日本投資者保護基金に加入する必要があります。日本投資者保護基金は、証券会社の経営が悪化し、どうしても顧客の資金も返還できないという事態に備えて、顧客1人あたり最大1,000万円までの保障を行っています。

そのため、ロボアドで運用していたが、経営状況が悪化し返還が困難になった場合においても、最悪日本投資者保護基金より1,000万円まで保障されます。

ウェルスナビTHEO(テオ)などのロボアド事業者を含む証券会社で顧客の資金と別に管理していることに加え、日本投資者保護基金に加入することで二重のセーフティーネットが構築されています。

日本投資者保護基金で保障されるのは、株式と債券、上場投資信託(ETF)、投資信託、現金となりますが、ロボアドは上場投資信託(ETF)であるため保障の対象となります。

ロボアドは万が一でも安心して運用可能

ウェルスナビTHEO(テオ)を活用して、運用を完全にお任せできるのは魅力だが、潰れた場合どうなるのか心配されていた方も多いかともいますが、説明したとおり、顧客資産は分別して管理していることと日本投資者保護基金への加入により二重に守られており、安心して運用できるといえます。

近年では仮想通貨が不正流出したといった問題がでましたが、ロボアドは伝統的な有価証券を活用しており、金融商品取引法において守られていますので、下手な仮想通貨でリスクを背負うよりも、ロボアドで健全な運用を行い将来に備えるほうが、ベストな選択肢であると言えます。

おすすめロボアドサービス

ウェルスナビ

出典:ウェルスナビ公式サイト

ウェルスナビ初期投資額10万円から始められるロボアドサービスです。毎月1万円以上1円単位で積立投資もできますので余裕資金が少ない方でも気軽に資産形成が始められます。

約6問の質問に回答するだけでリスク許容度を判定し、それに合わせて自動運用を行いますので、特別な作業は不要になるほか、税金の繰り延べができる自動税金最適化機能(DeTAX)により無駄な税金の支払いが削減できるのも特徴です。

投資に興味はあるが難しくて一歩を踏み出せない方に最適な投資サービスとして、ロボット(人工知能)が自動で投資をしてくれるサービス「ロボットアドバイ...

ウェルスナビ公式サイト

THEO(テオ)

出典:THEO(テオ)公式サイト

THEO(テオ)初期投資額がたったの1万円から始められるロボアドサービスです。余裕資金が少ない方でも始めやすい金額となっており、運用後も毎月1万円以上1000円単位で積立投資も可能です。

予め回答した5問程度の質問でリスク許容度を判定し、ETF30から40本でリスク許容度に応じてきめ細かな運用が可能です。

近年では投資の重要性が叫ばれている中、投資の運用をロボットにお任せできる「ロボットアドバイザー(ロボアド)」に注目が集まっています。ロボアドによ...

THEO(テオ)公式サイト

楽ラップ

出典:楽天証券「楽ラップ」公式サイト

楽ラップは楽天証券が提供しているロボアドサービスで、初期投資額が10万円以上で始められます。また、毎月1万円以上1円単位で積立投資も可能です。

口座開設時に16問程度の質問に回答することでリスク許容度を判定してくれます。質問数が多いですが、リスク許容度を細かく判定できるのが特徴で、一人ひとりに見合ったリスク許容度で運用できます。

近年では、投資の重要性が叫ばれる中、投資の運用をロボット(人工知能)が自動的に運用する「ロボットアドバイザー(ロボアド)」が話題となっています。...

楽天証券公式サイト

 

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