日経平均株価は上下が大きく揺れる展開に!3月25日の週の相場概況

2019年3月25日の週における日本株式市場は上下が大きく揺れる展開となりました。一方で、NY市場については18日の週の逆イールドでによる大幅な下落から取り戻す展開となりました。25日の週においける相場概況をまとめました。

週始めの取引は日経平均株価が650円安となるが配当権利獲得などで翌日は大幅上昇に

日経平均株価の値動き

25日の週における日本株式市場は上下が大きく揺れる展開となりました。米国のFRBがFOMCにおいて今年の利上げを見送ることを示したことで、金利が低下したことから、3ヶ月の短期金利と10年の長期国債の金利が逆転する「逆イールド現象」が生じたことで、22日の米国株式市場が大きく下落した流れを引き継ぎ、週始めの25日の取引は、日経平均株価は650円23銭安の2万977円11銭で取引を終え、大幅な下落ととなりました。

ただし、翌日の26日は日本企業は2019年3月期の権利獲得日に指定されている銘柄も多く、配当金や株主優待の権利が獲得できる日でもあることから、月曜日の大きな下落から一転して大幅に反発し451円高で取引終了となり、再び2万1,000円台を取り戻す格好となりました。

27日は配当権利獲得という目的が終えたことも有り、やや売りが優勢となりましたが、28日はトルコ信用不安や英国EU離脱問題が浮上したことで、再び投資家心理が悪化し、日経平均株価は一時400円安となりました。

週末の29日の取引においては、前日の下落からの買い戻しや米中貿易交渉の進展期待で中国株式市場が上昇したことで、前日比172円05銭高い2万1205円81銭で取引を終えました。

週全体で見ると、上下に大きく揺れた不安定な相場であったと言えます。



NY市場は22日の買い戻しや貿易交渉進展期待で買い戻し優勢に

NYダウの値動き

一方で、25日の週におけるNY市場においては、日本市場とは比較的堅調な動きとなりました。22日に逆イールド現象により株式が大きく売られたことで、今週は全体的にそれを買い戻す動きが見られました。

25日にAppleが動画配信定額サービスとゴールドマン・サックスと提携してクレジット事業に参入することを明らかにしましたが、同社の株価は発表前に期待を織り込んで上昇していたことから、材料出尽くしとして全体的に売り優勢の展開となっています。

また、ドイツの半導体大手インフィニオンテクノロジーズが今期の減益を明らかにしたことで、貿易摩擦の影響が半導体市場に影響していることが改めて浮き彫りとなったことで、半導体関連が全体的に軟調な展開となりました。

最終週の29日の取引は、北京で開催された官僚級の貿易交渉において進展が順調であったとの見方から前日に比べ211ドル22セント高い2万5928ドル68セントで取引終了となりました。



日本では新元号が発表、週末は米国雇用統計に注目

4月1日の週における株式市場は、25日の週に比べると堅調な展開となりそうです。

日本においては4月1日の11時半より「平成」の次の新元号が発表されます。新元号が明らかとなることで株式市場への影響は大きくは無いと予想されますが、元号改定で恩恵を受ける関連銘柄など祝賀ムードで買われる可能性もあります。一方で、日銀短観も同日に発表される見通しで、企業の景況感などが大幅に悪化すれば株式市場においても即時に織り込まれることも考えられます。

米国においては、4月5日に発表される3月度の米雇用統計にも着目です。雇用統計が発表されるまでは神経質な値動きとなりそうですが、今回の予想である非農業部門の雇用者数は17万人増と前月より大幅に伸びる予想が出ています。失業率についても4%以下と前月にくらべ横ばいが予想されています。

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