過去10年で4倍に上昇!ナスダック指数に連動する上場投資信託(ETF)を徹底比較

米国のハイテク市場の動向を知る株式指数としてナスダック総合指数があります。MicrosoftやAppleといったIT関連など新興企業などが多く上場しており、将来的な成長が期待できる指数として注目を集めています。将来性が期待できるナスダックですが、上場投資信託(ETF)を活用することで、市場全体に投資することができます。

ナスダック総合指数とは?

ナスダック総合指数とは、米国のNASDAQ市場に上場した約3000銘柄で構成された時価総額加重平均指数です。NASDAQ市場にはMicrosoftやApple、Googleの持株会社Alphabet、Facebookなど、世界的に影響を与えているIT企業や新興企業が多く上場しています。近年では2019年3月29日にライドシェアアプリを提供しているリフト(LYFT)が上場しました。

ナスダック総合指数の値動き

過去の値動きを見ると、リーマンショックなど一時的な下落はありますが、ほぼ一貫して右肩上がりで推移しています。将来性が高く、今後もさらなる需要が期待できるITサービス提供している企業が多いことから、今後もさらなる成長が期待できます。

また、ナスダック総合指数と似た指数として、ナスダック100指数があります。ナスダック100指数は金融を除いた、上位100銘柄で構成された指数で、時価総額加重平均指数となっています。ナスダック総合指数が約3,000銘柄と全銘柄で構成されているのに対し、ナスダック100指数は上位100銘柄で構成されている違いがあります。

ナスダック総合指数の指数詳細については、以下の記事で詳しく解説していますので、合わせてご覧ください。

米国を代表する株式指数としてNYダウやS&P500がありますが、それに次いで世界的に知名度が高い指数として「ナスダック総合指数」がありま...

ナスダックに国内市場から投資できるETF

ナスダック全体に投資したい場合は、上場投資信託(ETF)を活用するのが一番手っ取り早い方法です。上場投資信託は、特定の指数に連動するように銘柄を組み入れており、分散した投資ができる他、運用コストを抑えることができます。証券取引所に上場しているため、リアルタイムに売買できる特徴があります。

普段耳にする「日経平均株価」や「東証株価指数(TOPIX)」といった指数は、平均的な株価の値動きや全体的な株価の値動きを把握するのに役立ちますが...

2019年4月時点で国内の証券取引所で売買できるナスダックに連動するETFは以下の1銘柄となっています。

NEXT FUNDS NASDAQー100連動型上場投信(1545)

NEXT FUNDS NASDAQー100連動型上場投信の値動き

NEXT FUNDS NASDAQー100連動型上場投信(NASDAQ投信)は、野村アセット・マネジメントが運用しているナスダック100指数に連動するETFです。

2019年4月1日現在、1口あたり8260円前後で取引が行われています。売買単位は10口単位となっており、投資額は8万円から9万円前後で投資が可能となっています。運用代行手数料である信託報酬は年率0.486%に設定されています。

毎年8月11日に年1回決算が行われ、その時点で分配金が支払われます。昨年の実績は1口あたり24.6円支払われています。分配金利回りは約0.3%前後です。

過去のパフォーマンスを見てみると、過去5年間でプラス111.11%の騰落率を誇っています。過去3年間では65.9%、過去1年間は6.26%となっています。昨年は貿易摩擦による景気悪化懸念や米利上げにより、NASDAQ市場から資金が流出したことで、大きな下落に転じましたが、2019年に入り、再び回復基調となっています。

売買については、東京証券取引所に上場していますので、国内の証券会社を通じて売買可能です。また、SBI証券楽天証券マネックス証券ライブスター証券松井証券を活用することで、売買手数料を低く抑えて取引が可能となっています。

各証券会社の手数料については以下の記事で詳しくまとめていますので合わせてご覧ください。

株式投資を行う際に発生するコストとしては証券会社に支払う売買手数料があります。株式投資でできる限り多くの利益を得たい場合は、投資目的に合わせて最...



海外市場に上場するナスダック連動型のETF

国内ではナスダック市場に連動するETFは、先程紹介した1銘柄のみとなりますが、海外市場では国内で取引できるETFとしては、「PowerShares QQQ Trust, Series 1(QQQ)」と、「FIDELITY NASDAQ COMPOSITE INDEX TRAC」の2銘柄あります。

PowerShares QQQ Trust, Series 1(QQQ)

PowerShares QQQ Trust, Series 1(QQQ)の値動き

PowerShares QQQ Trust, Series 1(QQQ)は、米国の運用会社インベスコ・パワーシェアーズ・キャピタル・マネジメントLLCが運用するナスダック100指数に連動するETFです。上場市場はナスダック市場となります。

2019年4月1日時点で、1口あたり179ドル前後で取引が行われておいます。売買単位は外国株式になりますので1口から取引が可能となっています。信託報酬を含めた経費率は0.20%となっています。

当ETFは毎年3月と6月、9月、12月の4回決算が行われます。また、分配金についても決算後に支払われます。直近で支払われた分配金額は1口あたり0.32421ドル、分配金利回りは0.72%となっています。

過去のパフォーマンスを見てみると、過去5年間でプラス16.59%、3年間で19.18%、1年間で13.17%のリターンを記録しています。

FIDELITY NASDAQ COMPOSITE INDEX TRAC(ONEQ)

 

FIDELITY NASDAQ COMPOSITE INDEX TRAC(ONEQ)の値動き

FIDELITY NASDAQ COMPOSITE INDEX TRAC(ONEQ)は、米運用会社のフィデリティ投信が運用するETFで、ナスダック総合指数に連動するETFです。上場市場はナスダックとなっています。

2019年4月1日時点で300ドル前後で取引が行われています。こちらも1口から投資が可能です。経費率は年率0.21%に設定されています。

毎年3月と6月、9月、12月の4回決算が行われます。また、分配金についても決算後に支払われ、直近で支払われた分配金額は1口あたり0.65ドル、分配金利回りは0.86%となっています。

過去のパフォーマンスを見てみると、過去5年間でプラス14.12%、3年間で17.76%、1年間で10.47%のリターンを記録しています。

上記ETFは、外国株式を専門に取り扱っているサクソバンク証券の他、国内の主要ネット証券であるSBI証券楽天証券マネックス証券で取り扱っています。ネット証券でありますので売買手数料も安く抑えられる他、サクソバンク証券を除き3社ともに少額投資非課税制度(NISA)が利用可能で、NISA口座を利用することで買付手数料が無料になるなど、お得に投資が始められます。

株式投資におすすめできる証券会社

SBI証券

https://www.sbisec.co.jp/

SBI証券は口座開設数が460万口座を誇るネット証券です。インターネットで24時間365日取引可能。株の売買手数料も約定代金が5万円までであれば50円から取引できます!

さらに、2019年7月20日よりTポイントの取り扱いを開始し、国内株式や投資信託の買い付けでTポイントが貯まる他、Tポイントを使って投資信託が購入できるようになります!

また、少額投資非課税制度(NISA)口座を開設すれば、の売買手数料は無料で低コストで株式投資が可能です。

SBI証券公式サイト

楽天証券

https://www.rakuten-sec.co.jp/

楽天証券は、楽天グループのネット証券でSBI証券に次いで人気が高い証券会社です。インターネットで24時間365日取引が可能で、株の売買手数料も約定代金が5万円までであれば50円から取引できます!

さらに、楽天ユーザーにはうれしいポイントとして、楽天グループである強みを生かして、の売買手数料100円ごとに1ポイントの楽天ポイントが還元されます!

楽天証券も同様にNISA口座を活用することでの売買手数料は無料で利用できます!

楽天証券公式サイト

ライブスター証券

ライブスター証券は、ネット証券の中で株式売買手数料が安く、低コストで株式投資ができることから多くの投資家から評価が高い証券会社です。ネット証券手数料部門ランキングでは5年連続で1位を獲得しています!

現物取引では、1約定毎の手数料として約定代金が5万までが50円、5万円超から10万円以下は80円、10万円から20万ではたったの97円少額投資でもお得に売買できます。また、無料で高機能な取引ツールを提供している他、成行注文や指値注文以外にもIFD注文、OCO注文など多彩な注文方法が利用できるのも特徴です。

ライブスター証券公式サイト

マネックス証券

マネックス証券は、マネックスグループが提供しているネット証券で、国内だけではなく、海外の個別株の取扱いが豊富であることから、世界に幅広く投資したいと考えている方におすすめです!

約定代金が10万円以下であれば、1回の注文につき売買手数料は100円となっています!また、NISA口座での買い付けによりの売買手数料は無料で取引可能です!

マネックス証券公式サイト

関連記事

米国が利上げすると何故株価は下がるのか?その理由を解説

米国株投資で毎月配当金受領も可能?米国上場企業の決算と配当タイミング

日本国内から米国に投資できる?右肩上がりを続ける米国株式市場の魅力と特徴を解説

東証REIT指数に連動する上場投資信託(ETF)の信託報酬と分配金利回りを徹底比...

上場投資証券(ETN)とは何か?概要と特徴について解説

米国企業の決算書に書かれているGAAPとNon-GAAPの違いは何か?