株式投資を行う前に知っておきたい世界の主要株式市場の取引時間

株式投資を行う場合、取引できる時間帯が決められています。投資を行う前に対象の銘柄が上場している市場の取引時間を把握しておくと便利であることに加え、グローバル規模で投資される方は前後の市場における動向から株価の推移がある程度予測できたりもします。

今回は日本市場における取引時間帯と米国と欧州、中国、アジア市場の取引時間帯を紹介します。

日本の株式市場における取引時間

日本においては、株式売買の最大の取引所は「東京証券取引所」となります。さらに東証の中でも「東証1部」や「東証2部」、「東証マザーズ」、「JASDAQ」の4つの市場にわけられます。

普段経済のニュースでよく「証券取引所」という言葉を耳にします。なんとなく株式を扱っているということは想像できる方は多いかと思いますが、具体的に何...

また、東証以外にも、名古屋証券取引所、札幌証券取引所、福岡証券取引所があります。

ただし、証券取引所や市場が異なっていても、基本的には取引時間は共通で、午前中は9時から11時30分、午後は昼休みを挟んで12時30分から15時となります。(名古屋証券取引所と福岡証券取引所、札幌証券取引所は午後15時30分まで)

日本では午前中の取引を「前場(ぜんば)」とよび、午後の取引を「後場(ごば)」と呼びます。

米国の株式市場における取引時間

米国は世界最大の株式市場で、米国企業のみならず世界中の有名企業がニューヨーク証券取引所に上場しています。近年では日本からもSBI証券楽天証券マネックス証券などインターネット証券により低コストに米国市場へ投資が可能となっています。さらに、2019年7月には上記インターネット証券3社は米国株への最低取引手数料を0ドルに引き下げています。

米国の取扱銘柄数であればサクソバンク証券が6,000銘柄以上取り扱っており、国内の証券会社の中では最多となります。

米国株式市場は証券取引所や市場は多く存在しますが、国内から取引されるメジャーな証券取引所としては「ニューヨーク証券取引所(NYSE)」、「ナスダック市場」、「NYSE Arca」、「NYSE American」があります。

米国株式市場に場合は日中の時間が日本とは逆になりますので、日本時間においては標準時間が23時から翌日6時、サマータイム(3月第二日曜日から11月第一日曜日まで)が22時30分から翌日5時となります。現地時間は9時30分から16時までです。

一方で、米国市場は日本市場とはことなり昼休みがなく前場や後場という概念はありません。

取引時間帯が日本では夜になりますので、米国市場は日中仕事で取引ができない方でも、米国市場では寝る前に取引することができます。



欧州の株式市場における取引時間

ロンドンバッキンガム宮殿に続くThe Mall(筆者撮影)

欧州の株式市場は、多くの市場が存在しますが、代表的なのがイギリスロンドンにあるロンドン証券取引所、ドイツのフランクフルト証券取引所、フランスパリのユーロネクストがあります。

ロンドン証券取引所

ロンドン証券取引所は、日本の株式市場が15時に取引が終了し2時間後の日本時間17時より取引が開始します。終了は翌日の1時30分です。現地時間では8時から16時30分までです。

ロンドンも米国と同様に昼休みがなく前場と後場という概念はありません。

フランクフルト証券取引所、パリユーロネクスト

ドイツのフランクフルト証券取引所とパリのユーロネクストは、日本時間16時より取引が開始します。終了は翌日の0時30分までです。現地時間では9時から17時30分となります。

フランクフルト証券取引所とパリユーロネクストも昼休みがなく、市場が開いている間は取引が継続されます。

日本国内では欧州株を取り扱っている証券会社が少ないですが、手数料が低めで取扱数が多い証券会社としてはサクソバンク証券がおすすめです。同社はデンマークの日本法人がサービスを提供しており世界的にも規模が大きい証券会社となります。



中国の株式市場における取引時間

香港旺角の街並み(筆者撮影)

中国株式市場は、香港特別行政区の香港証券取引所と、中国本土の上海証券取引所、深セン証券取引所の3つがあります。外国からの投資は香港証券取引所を経由して行うことが多く、外国から資本を呼び込みたい中国本土に本社登記を行っている上場企業は香港証券取引所に上場しているケースも多く「H株」と呼ばれます。

中国本土でよく使われているチャットアプリ「QQ」やモバイル決済サービス「微信支付」を提供しているテンセントホールディングス(0700)は香港証券取引所に上場しています。

中国の株式市場は、概ね日本と取引時間帯はほぼ同じではありますが、日本より時差が1時間遅くなりますので、取引開始時間も1時間遅くなります。日本時間では午前中の取引である前場が10時30分から13時(現地時間9時30分から12時)、昼休みを挟んで後場が14時から17時まで(現地時間13時から16時)となります。

中国株はSBI証券の他、マネックス証券で多くの銘柄を取り扱っています。

ASEAN各国の株式市場における取引時間

シンガポールのマーライオン(筆者撮影)

東南アジア諸国(ASEAN)地域への株式投資についても、経済成長が著しいこともあり関心が高まってきています。ASEANと一言に言っても国がいくつかに分かれていますので、国によって多少取引時間が異なります。

シンガポール市場

シンガポール市場は、日本と比べて時差が1時間遅くなります。前場が日本時間10時から13時(現地時間9時から12時)、後場が日本時間14時から18時(現地時間13時から17時)までとなります。

マレーシア市場

マレーシア市場はシンガポール同様に日本ろ比べ時差が1時間遅くなります。前場が日本時間10時から13時30分(現地時間9時から12時30分)、後場は15時30分から17時45分(現地時間14時30分から16時45分)となります。

インドネシア市場

インドネシア市場は、月曜日から木曜日と金曜日だけは取引時間が通常より若干異なっていうるのが特徴です。月曜日から木曜日における取引時間は、前場が日本時間11時から14時00分(現地時間9時から12時00分)、後場は13時30分から17時50分(現地時間13時30分から16時50分)となります。金曜日は前場が日本時間11時から13時30分(現地時間9時から11時30分)、後場は16時00分から18時50分(現地時間13時30分から16時50分)となります。日本との時差は2時間遅くなります。

ベトナム市場

ベトナム市場は首都ハノイにある「ハノイ証券取引所」と、同国最大の経済都市であるホーチミンにある「ホーチミン証券取引所」の2つの証券取引所を有しています。両証券取引所ともに取引時間は前場と後場に別れ、前場が日本時間11時から13時30分(現地時間9時から11時30分)、後場は15時00分から16時45分(現地時間13時00分から14時45分)となります。日本との時差は2時間遅くなります。

タイ市場

タイ市場は、タイ証券取引所が同国の取引の中心を担っており、前場と後場に分かれて取引が行われます。前場が日本時間12時から14時30分(現地時間10時から12時30分)、後場は16時30分から18時30分(現地時間14時30分から16時35分)となります。日本との時差は2時間遅くなります。

ASEAN市場へ投資する場合、現状国内では取扱証券会社が少ないですが、ネット証券であればSBI証券が上記5市場に上場している銘柄を取り扱っています。

株式投資におすすめできる証券会社

SBI証券

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さらに、2019年7月20日よりTポイントの取り扱いを開始し、国内株式や投資信託の買い付けでTポイントが貯まる他、Tポイントを使って投資信託が購入できるようになります!

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