スマートフォンで1株から投資可能な単元未満株取引サービス(少額投資)を比較

近年、スマートフォンの専用アプリを通じて、株式を1株から売買できる単元未満株取引サービスが広がっています。投資の重要性が叫ばれる中、まとまった資金が無いが投資を始めてみたいという需要が増えていることが背景にあります。

今回は、株式を1株から売買できる単元未満株取引サービスを比較してみます。

単元未満株は1株から株式の売買が可能

近年、投資に関する関心が高まっている状況の中、若年層を中心にまとまった資金を持たない状況においても、株式の売買が可能なサービスとして単元未満株取引サービス(少額投資、ミニ株)を提供する金融機関が増えています。

単元未満株とは、1単元(100株)未満の株式のことで、株式を取引する場合、通常1単元あたり100株単位で売買を行います。ただし、銘柄によっては多額の資金が必要になることから、まとまった資金がない場合、取引が難しくなります。また、株式投資を始めて行う方にとって、高額な資金を一気に投資するのは敷居が高いこともあり、少額から投資可能な取引サービスの需要が増えています。

単元未満株では、1株から売買可能で数千円から数万円で株式投資を始めることができます。また、保有株式数に応じて配当金を受領することが可能です。一方で、単元未満の場合、議決権が付与されないことや株主優待が受けられない場合がある、取引や注文に制約があるなど短所もあります。

株式投資を始めようと考えた場合、資金が必要になります。日本の株式市場の場合、1単元あたりの株式数が決められており、2018年8月時点で100株も...

単元未満株を取り扱っている証券会社

現在単元未満株を取り扱っている証券会社は、SBI証券の「S株」の他、マネックス証券の「ワン株」、auカブコム証券(旧カブドットコム証券)の「プチ株」があります。

更に、新興の証券会社では、LINEと野村證券が提携してサービスを提供している「LINE証券の他、SBIとカルチャーコンビニエンスクラブ(CCC)と提携してTポイントで株式が購入できる「SBIネオモバイル証券、スマートフォンのアプリで日本株と米国株が取引できる「ワンタップバイ」があります。



各社単元未満株取引サービス(少額投資)を比較

SBI証券 マネックス証券 auカブコム証券
名称 S株 ワン株 プチ株
取扱銘柄数 東証上場全銘柄

(名証・札証・福証は売却のみ)

東証、名証上場全銘柄

(札証・福証は売却のみ)

東証、名証上場全銘柄

(札証・福証は売却のみ)

手数料  

0.5%(最低50円)

0.5%(最低48円) 0.5%(最低48円)
取引時間 0:00~10:30(当日後場始値)
10:30~21:30 (翌営業日前場始値)
21:30~24:00 (翌営業日後場始値)
0:00~11:30(当日後場始値)

17:00~0:00(翌営業日前場始値)

0:01~10:00(当日後場始値)
10:01~23:00 (翌営業日前場始値)
23:01~24:00 (翌営業日後場始値)
NISA口座
ポイント利用可否 不可 不可 不可

 

証券会社各社の単元未満株取引サービスは、SBIが「S株」、マネックス証券が「ワン株」、カブドットコム証券が「プチ株」という名称でサービスを提供しています。

取扱銘柄数として東証上場企業はすべてをカバーしており、SBI証券を除いて名証上場企業の取引も可能です。一方で、札証と福証は売却のみが可能となっています。

取引時間は、証券取引所に直接発注できない関係上、証券会社が取りまとめを行う関係から、約定はその場で成立せずに、次の取引開始時の始値となります。

また、各社ともに少額投資非課税制度(NISA)での取引も可能となっています。

SBI証券公式サイト
マネックス証券公式サイト

近年では、低金利状況が続いていることや将来に向けた向けた運用の重要性が叫ばれている中、株式や投資信託を活用した運用ニーズが高まっています。株式や...
マネックス証券は、インターネットでサービスを展開しているネット証券です。国内の株式や投資信託はもちろん、米国や中国など海外市場に積極的に投資した...
LINE証券 SBIネオモバイル証券 ワンタップバイ
名称 LINE証券 ネオモバ ワンタップバイ
取扱銘柄数 東証300銘柄、ETF15銘柄 東証上場全銘柄

(名証・札証・福証は売却のみ

東証131銘柄
手数料 0.05% 定額制(1月あたり50万円まで200円) 0.5%から1%
取引時間 9:00~11:20(当日後場始値)
11:30~12:20 (当日後場始値)
12:30~14:50 (当日後場始値)17:00~21:00 (翌営業日前場始値)
0:00~10:30(当日後場始値)
10:30~21:30 (翌営業日前場始値)
21:30~24:00 (翌営業日後場始値)
9:00~14:59(当日)
NISA口座 不可 不可 不可
ポイント利用可否 LINEポイント Tポイント 不可

新興系の証券会社では、ユニークさを全面に出しており、独自のサービスと連携して取引ができます。

LINE証券では、単元未満株取引サービスの中では夜間取引(17:00~21:00)の時間帯を除いて、0.05%と取引手数料が安い特徴があります。また、投資資金にLINEポイントgが利用できるのも特徴です。一方で、取扱銘柄数がETFを含め315銘柄と限られているので注意が必要です。

LINE証券公式サイト

資産運用の関心が高まる中、まとまった資金がなくても少額で売買可能なサービスが増えています。LINEは野村證券と提携して、日本株が1株から売買でき...

SBIネオモバイル証券は、Tポイントを使って株式が可能で、システムとしてはSBI証券のS株を踏襲しています。また、定額制手数料形態を採用しており、1ヶ月あたりの取引金額が0円~50万円は200円、50万円超300万円は1000円、300万円超500万円は3,000円、500万円超1,000万円は5,000円に設定されており、頻繁に売買する方にとっては安心して取引ができると言えます。

SBIネオモバイル証券公式サイト

近年ではポイントを使った投資サービスが増えている中、SBI証券とカルチャーコンビニエンスクラブ(CCC)が提携してTポイントを利用した株式投資サ...

ワンタップバイは、取扱銘柄数が約130銘柄と同社が厳選した銘柄に投資が可能です。取引手数料は、0.5%から1%に設定されており、やや割高感があります。一方で、米国株の取り扱いもありますが、取引手数料と取り扱い数を考えると現時点では利用するメリットは少ないものと思われます。

また、新興系は各社ともNISA口座に対応していませんので注意が必要です。

 

株式投資におすすめできる証券会社

SBI証券

https://www.sbisec.co.jp/

SBI証券は口座開設数が460万口座を誇るネット証券です。インターネットで24時間365日取引可能。株の売買手数料も約定代金が5万円までであれば50円から取引できます!

さらに、2019年7月20日よりTポイントの取り扱いを開始し、国内株式や投資信託の買い付けでTポイントが貯まる他、Tポイントを使って投資信託が購入できるようになります!

また、少額投資非課税制度(NISA)口座を開設すれば、の売買手数料は無料で低コストで株式投資が可能です。

SBI証券公式サイト

楽天証券

https://www.rakuten-sec.co.jp/

楽天証券は、楽天グループのネット証券でSBI証券に次いで人気が高い証券会社です。インターネットで24時間365日取引が可能で、株の売買手数料も約定代金が5万円までであれば50円から取引できます!

さらに、楽天ユーザーにはうれしいポイントとして、楽天グループである強みを生かして、の売買手数料100円ごとに1ポイントの楽天ポイントが還元されます!

楽天証券も同様にNISA口座を活用することでの売買手数料は無料で利用できます!

楽天証券公式サイト

ライブスター証券

ライブスター証券は、ネット証券の中で株式売買手数料が安く、低コストで株式投資ができることから多くの投資家から評価が高い証券会社です。ネット証券手数料部門ランキングでは5年連続で1位を獲得しています!

現物取引では、1約定毎の手数料として約定代金が5万までが50円、5万円超から10万円以下は80円、10万円から20万ではたったの97円少額投資でもお得に売買できます。また、無料で高機能な取引ツールを提供している他、成行注文や指値注文以外にもIFD注文、OCO注文など多彩な注文方法が利用できるのも特徴です。

ライブスター証券公式サイト

マネックス証券

マネックス証券は、マネックスグループが提供しているネット証券で、国内だけではなく、海外の個別株の取扱いが豊富であることから、世界に幅広く投資したいと考えている方におすすめです!

約定代金が10万円以下であれば、1回の注文につき売買手数料は100円となっています!また、NISA口座での買い付けによりの売買手数料は無料で取引可能です!

マネックス証券公式サイト

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