サクソバンク証券で受け取った外国株配当金の源泉徴収税額を確認する方法

外国株を専門としたネット証券であるサクソバンク証券の証券口座で受け取った外国株の配当金について、現行では一般口座のみの対応のため、年間取引報告書の作成が行われず、確定申告の際にご自身で源泉徴収税額を確認する必要があります。今回は、サクソバンク証券で源泉徴収税額を確認する方法を解説します。

サクソバンク証券は一般口座のみで年間取引報告書が作成されない

サクソバンク証券は、欧州の投資銀行サクソバンク傘下のネット証券です。外国株を専門に多く取り扱っており、米国株が約6,000銘柄、中国が2,400銘柄、また、日本国内では唯一欧州株を2,000銘柄以上取り扱っています。また、取引手数料も米国株であれば0.20%からと、国内のネット証券の外国株の手数料に比べて安価に取引ができます。

一方で、サクソバンク証券では2021年2月時点で、証券口座の種類として特定口座に対応しておらず、一般口座のみの対応となります。そのため、特定口座とは異なり年間取引報告書の作成が行われず、ご自身で源泉徴収税額を確認した上で、確定申告を行うことになります。

ただし、サクソバンク証券では源泉徴収税額をどこで確認できるのか分かりづらいのも事実です。今回はサクソバンク証券を利用されている方、もしくは、外国株への投資に興味を持っており今後口座開設を検討している方に、源泉徴収税額を確認する方法をお伝えします。

サクソバンク証券公式サイト



米国株など現地での源泉徴収税額の確認方法

外国株から配当を得た場合、投資先企業がある国と日本国内で源泉徴収が行われます。米国と中国本土、英国、フランスは現地では10%、ドイツは15%が源泉徴収されます。一方で、香港企業やケイマン諸島に登記している企業の場合は配当金受領時は非課税となります。

外国株への投資で得た売却益の他、配当金を受領する際に源泉徴収(課税)される場合があります。外国株の場合、日本株とは異なり、日本と投資国との租税条...

現地での源泉徴収税額の確認については、サクソバンク証券の取引ページ「SaxoTraderGo」にログインを行い「口座管理」→「各種レポート」→「株式配当金履歴」を選択します。PDFもしくはExcel形式でファイルを入手ができます。

入手した株式配当金履歴が記載されたファイルを開くと、項目に「源泉徴収税(額)」の項目がありますので、この項目に記載された金額が現地で源泉徴収された金額となります。



日本国内で源泉徴収された金額を確認する方法

先程紹介した株式配当金履歴では、現地の源泉徴収税額を確認することはできますが、日本国内の源泉徴収税額を確認することはできません。

日本国内の源泉徴収税額については、サクソバンク証券より毎年2月頃に国内で源泉徴収された金額を記載したメールが送られますので、そちらで確認できます。

一方で、専用ページから確認する方法としては、「SaxoTraderGo」にログイン後「口座管理」→「各種レポート」→「現金残高推移」より、入金された配当金と差し引かれた源泉徴収税額が確認できます。

ただし、見方が分かりづらいのも事実で、商品項目において「Corporate Actions」は受取配当金額、「WITHDRAWAL JapanWithholdi」の項目が日本国内で源泉徴収された税額となります。

日本国内の源泉徴収は所得税が15.315%、住民税が5%となりますが、サクソバンク証券では源泉徴収された合計額しか記載されていないため、確定申告の場合は源泉徴収税額の合計額から計算して申告書に記入する必要があります。



外国株への投資はサクソバンク証券がおすすめ!

出典:サクソバンク証券

外国株は日本国内で取り扱いの証券会社が限定されている中、サクソバンク証券では、米国株が約6,000銘柄、中国株(香港、上海、深圳)が2,000銘柄、欧州株(英国、ドイツ、フランス)が2,400銘柄以上取り扱っています。特に、欧州株は日本国内で取り扱いが少ない中、最多の取扱数となります。

また、手数料も低く、米国株が0.20%、中国株が0.20%、欧州株が0.50%と低水準に設定されているのも特徴です。

さらに、米国株と欧州株については、配当金再投資制度(DRIP)を利用することで、課税される前に自動で配当金が再投資されますので、二重課税を回避することができることに加え、雪だるま式に株式を増やすことで、長期的な資産形成にも有効です。

サクソバンク証券については、以下に詳しく紹介していますので合わせてご覧下さい。

サクソバンク証券公式サイト

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