日本国内から投資可能な香港ハンセンテック指数連動型ETFを紹介

中国版のナスダックとも呼ばれる中国IT関連企業の代用的な株価指数として香港ハンセンテック指数がありますが、中国IT市場全体に分散投資したい場合は指数に連動する上場投資信託(ETF)を活用する方法があります。今回は香港ハンセンテック指数に連動するETFを紹介します。

香港ハンセンテック指数の概要

香港ハンセンテック指数の株価推移

香港ハンセンテック指数は、香港証券取引所に上場している情報通信業や各種技術関連など先進的な事業を行っている、中国のテクノロジー企業30社を組み入れた株価指数です。

指数の算出は2014年12月31日を基準日としており、算出開始は2020年8月5日からとなります。基準日を3,000ポイントとして開始し、2021年2月末時点で9,000ポイント前後で推移し、算出開始から約2倍で推移しています。

組み入れ銘柄は、騰訊控股(0700.HK)、阿里巴巴集團(9988.HK)、小米(1810.HK)、網易(9999.HK)が上位となっています。

香港ハンセンテック指数の概要については、以下の記事で詳しく紹介していますので合わせてご覧下さい。

中国株式市場でも近年テクノロジー関連企業の成長が加速しています。このような状況の中、香港証券取引所では2014年12月よりテクノロジー企業を組み...



香港ハンセンテック指数連動型ETFは国内から3銘柄が取引可能

ハンセンテック指数ETF(恒生科技指数ETF) CSOPハンセンテック指数ETF(南方東英恒生科技指数ETF) iSharesハンセンテック指数ETF
証券取引所 香港証券取引所 香港証券取引所 香港証券取引所
証券コード 3032 3033 3067/9067
基準価格(※1) 9香港ドル前後 9香港ドル前後 19香港ドル前後
取引単位 200口 200口 100口
信託報酬率 0.87% 0.99% 0.25%
分配金利回り(※2)
分配金支払い基準日 12月 12月 6月、12月

(※1)1口当たりの基準価格
(※2)2021年2月26日時点

香港ハンセンテック指数に連動する上場投資信託(ETF)は、2021年3月時点で3銘柄が取引可能です。一方で、東京証券取引所で上場しているETFは現在なく、全て香港証券取引所経由で売買することになります。この3銘柄を取り扱っている証券会社は欧州投資銀行サクソバンク傘下のサクソバンク証券のみで、SBI証券楽天証券マネックス証券での取扱はありません。

ハンセンテック指数ETF(恒生科技指数ETF)(3032.HK)

ハンセンテック指数ETF(恒生科技指数ETF)の株価推移

ハンセンテック指数ETF(恒生科技指数ETF)(3032.HK)は、香港恒生銀行傘下の恒生投資管理(Hangseng Investment Management)が運用している香港ハンセンテック指数連動型ETFです。

香港証券取引所に上場しており、200口単位で売買可能です。2021年2月26日時点では1口9香港ドル前後で推移しており、200口購入した場合日本円で2万5,000円前後から投資できます。信託報酬は0.87%に設定されています。

分配金については、現在支払い実績はありませんが、基準としては年1回の分配金の支払を定めており、今後配当金を支払う企業が増えれば分配金の支払い開始も予想されます。

CSOPハンセンテック指数ETF(南方東英恒生科技指数ETF)(3033.HK)

CSOPハンセンテック指数ETF(南方東英恒生科技指数ETF)の株価推移

CSOPハンセンテック指数ETF(南方東英恒生科技指数ETF)(3033.HK)は、香港の運用会社である南方東英資産管理(CSOP Asset Management)が運用する、香港ハンセンテック指数連動型ETFです。

香港証券取引所に上場しており、200口単位で売買可能です。2021年2月26日時点では1口9香港ドル前後で推移しており、200口購入した場合日本円で2万5,000円前後から投資できます。信託報酬は0.99%に設定されています。

分配金については、現在支払い実績はありませんが、基準としては年1回の分配金の支払を定めており、今後配当金を支払う企業が増えれば分配金の支払い開始も予想されます。

iSharesハンセンテック指数ETF(3067.HK/9067.HK)

iSharesハンセンテック指数ETF(米ドル建て)の株価推移

iSharesハンセンテック指数ETF(3067.HK/9067.HK)は、米ブラックロック社が運用する香港ハンセンテック指数連動型のETFです。米ドル建てのETFも存在しており、証券コードは9067となります。

香港証券取引所に上場しており、100口単位で売買可能です。2021年2月26日時点では1口19香港ドル前後で推移しており、100口購入した場合日本円で2万6,000円前後から投資できます。信託報酬は0.25%に設定されており、香港運用会社が運用している2ETFに比べて一番経費を抑えて運用可能です。

分配金については、現在支払い実績はありませんが、基準としては半年毎の分配金の支払を定めており、今後配当金を支払う企業が増えれば分配金の支払い開始も予想されます。



香港ハンセンテック指数連動型ETFの投資はサクソバンク証券がおすすめ!

サクソバンク証券 SBI証券 楽天証券 マネックス証券
ETF銘柄数 米国:約1000銘柄
欧州:約1700銘柄
香港:約70銘柄
国内:221銘柄
外国:約300銘柄
国内:221銘柄
外国:約300銘柄
国内:221銘柄
外国:約300銘柄
売買手数料 米国:0.2%
欧州:0.1%
香港:0.25%
国内:50円~
米国:0.45%
中国:0.26%
韓国:0.9%
国内:50円~
米国:0.45%
中国:0.26%
国内:50円~
米国:0.45%
中国:0.26%

今回紹介した香港ハンセンテック指数連動型ETFは、外国株式を専門に取り扱っているサクソバンク証券のみで取り扱っています。

ネット証券でありますので売買手数料も安く抑えられる他、取扱銘柄数も多いのが特徴です。サクソバンク証券では香港上場のETFは70銘柄と国内で最多の取り扱いです。また、取引手数料はサクソバンク証券が香港市場は約定金額に対して0.25%と、取引手数料を抑えて運用が可能です。

サクソバンクは、中国株以外にも米国上場ETFが約1,000銘柄、欧州上場ETFが約1,700銘柄と国内最多の取り扱いの他、個別銘柄も米国が約6,000銘柄、中国が2,400銘柄、欧州が約2,000銘柄以上扱っていますので、世界規模に投資したい方はぜひ口座開設をおすすめします。

サクソバンク証券公式サイト

株式投資で外国市場に分散投資するにあたり、国内の証券会社であれば取扱銘柄が少ない問題があります。今回紹介するサクソバンク証券は米国と欧州を始めと...

関連記事

インターネット証券5社のポイントプログラムを徹底比較!

株価が下落時もリターンが得られる!?インバース型(ベア型)ETFを紹介。

中国株は空売りできる?その方法と利用可能な証券会社を紹介

過去10年で株価3倍!長期資産形成が期待できるS&P500に連動する上場投資信託...

香港上場中国企業の所在地がケイマン諸島やバミューダ諸島が多い理由とは?

景気低迷時の投資に最適な金(ゴールド)価格連動型ETFを徹底解説