米国株のの積立運用は資産形成に有効か?その検証結果と積立運用に最適な証券会社を紹介

米国株は長期的な運用に最適な投資先でありますが、投資するには適切なタイミングで投資することが望ましいと言えます。ただし、投資の適切なタイミングを見計らうのは難しいのも事実です。そこで毎月一定額を積み立てる積立運用も可能です。今回は米国株の積立運用は資産形成には有効な手段であるのか検証してみましたので紹介します。

米国株は長期運用に有効だが投資タイミングの判断は難しい

日経平均株価(青)とS&P500指数の株価推移比較

米国株は、日本株とは異なり長期的に右肩上がりを続けている市場であります。日本株の場合は長期的な景気低迷で株価の低迷が続いている中、米国では世界的に事業を幅広く展開し継続的に利益を獲得し、株主に積極的に還元する企業が多く、世界中の投資家から支持されています。

そのため、日本国内からでも米国株に投資したいと考えている方も増えています。これまで、外国株に投資する場合、為替や手数料の高さからあまり外国株への投資敷居が高いといった課題がありましたが、近年では、SBI証券楽天証券マネックス証券サクソバンク証券といったインターネット証券を中心に米国株の取り扱いを強化する証券会社が増えていることや、手数料も下がってきていることなどから、外国株への投資の敷居も下がってきています。

しかしながら、長期的に右肩上がりといえども、ある程度まとまった投資資金を用意して適切なタイミングで投資するのは難しいのも事実です。ただし、米国株は1株1単位で購入できることから積立投資という方法も活用しやすい利点があります。積立であれば、毎月決まった額を積み立てることで、時間分散に有効になり、一括で投資するのと比べるとリスクを抑えられる利点があります。

ネット証券のSBI証券では米国株を積立運用可能にするサービスを提供するなど、まとまった資金があってもタイミングを見計らっている方、そもそもまとまった投資資金が用意できない方でも少額から資産形成を始めやすいと言えます。

インターネットの発達により、気軽に外国の情報を仕入れることも可能となっています。投資でも同様に国内にいても海外に投資ができます。特に、右肩上がり...



米国3指数にリーマン・ショック時から毎月2万円積立投資で1,000万円超えを実現

株価指数 運用資産額(2008年~2021年9月)
S&P500指数 約1,100万円
ダウ工業平均株価 約1,000万円
ナスダック100指数 約2,000万円
預貯金 330万円

2008年1月~2021年9月まで毎月2万円積立投資した場合の現在の運用残高(筆者計算)

米国株に投資する場合、適切な投資タイミングを見計らいある程度まとまった資金を投じた場合は高い利益を望めるのは言うまでもありませんが、リスクを抑えて米国株を毎月一定額積み立てると実際にどれくらいの資産が形成できるのか気になります。

今回は、米国の主要株価指数であるS&P500指数とダウ工業株30種平均株価、ナスダック100指数に対して、2008年の金融危機であるリーマン・ショック直前から2021年9月時点まで毎月2万円積立投資した場合、いくらになるのか調べてみました。(今回は手数料や税金を考慮しない数字となります)

S&P500指数に対して毎月2万円積立投資した場合、2021年9月時点で約1100万円ダウ工業株30種平均株価に毎月2万円積立投資した場合は約1000万円ナスダック100指数に投資した場合は約2000万円までの残高を実現が可能となります。

リーマン・ショック直前より普通預金で2万円定期的に貯金していた場合は330万円前後(利息は除く)となりますが、それを遥かに上回る利益が得られることがわかります。

S&P500指数やダウ工業株30種平均株価、ナスダック100指数に投資するには、以下の各記事で紹介している上場投資信託(ETF)が活用できます。

米国を代表する株価指数「S&P500」は、上場投資信託(ETF)の連動指数としても多く活用されています。S&P500に連動するE...
米国市場全体に投資したい場合は米国の株価指数に連動する上場投資信託(ETF)を活用することです。その中でも、米国を代表するダウ平均株価(NYダウ...
米国のハイテク市場の動向を知る株式指数としてナスダック総合指数があります。注目IT関連企業が組み入れられており、将来的な成長が期待できる指数です...



米国株は日本株に積立投資するのと比べても効率よく運用可能

株価指数 運用資産額(2008年~2021年9月)
日経平均株価 約800万円
東証株価指数 約680万円
S&P500指数 約1,100万円
預貯金 330万円

2008年1月~2021年9月まで毎月2万円積立投資した場合の現在の運用残高(筆者計算)

一方で、日本株に対して、リーマン・ショック直前から毎月2万円積立投資していた場合はどうなるのかそちらも合わせて調べてみました。

日経平均株価に毎月2万円積立投資していた場合、2021年9月時点で約800万円、東証株価指数(TOPIX)は約680万円という結果となりました。毎月2万円貯金をしているのに比べると、倍以上の利益が出ていますが、米国株の主要3指数に積み立て運用しているのと比べるとやや結果は見劣りすることがわかり、如何に米国株は効率的な運用で結果が出せているかがわかります。

ただし、運用については国と地域を分散することも重要になります。そのため、米国株だけではなく、日本や中国といった地域への投資についても、運用資産構成に加えておくこともおすすめです。



米国株の積立投資はSBI証券がおすすめ!

SBI証券は同社で取り扱っている約5,000銘柄の米国株の個別株と上場投資信託(ETF)に対して毎月指定した日に、指定した銘柄を自動で買付が可能となる「米国株式・ETF定期買付サービス」を提供しています。

買付日は銘柄ごとに好きな日を決めることが可能で、積み立て額を決めておけば、その金額の範囲内で1株単位で取引が可能です。積み立て時は金額設定もしくは株数設定、外貨決済、円貨決済の指定ができます。

口座は一般口座や特定口座の他、NISA口座も利用できます。一方で、つみたてNISAは米国株(外国株)のETF積み立て対象商品ではありませんので利用はできませんが、で米国株式指数に連動するつみたてNISA対象の投資信託であれば間接的に米国株に積立投資が可能です。

SBI証券公式サイト

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